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収穫
天候状況
年のスタートに当たる1月は寒く乾燥した日が続きました。2月に入ると天候 は一変し、気温は高めで平年よりも雨の多い月となりました。萌芽は3月末 に記録しています。4月も温暖な天候が続きました。5月および6月は非常に 暑く、かつ降水量は平年並みでした。5月には多くの雷雨に見舞われまし た。
開花は5月23日にスタートし、開花中間期は過去30年との比較で平均的な 日程で、6月5日から6月7日の間に観測しています。開花は短期間で均質 に広がり、その後の植物生育への期待が高まりました。7月の天候は中旬 までは涼しく多湿で、その後は好天が継続します。ぶどう畑を乾かす良 い風にも恵まれ、着色は早めの日程で記録しました。
品質を見極める目安となる着色中間期に関しては、メルロ(平年は8月11日 のところ8月4日)およびカベルネ・ソーヴィニヨン(8月13日のところ8月5 日)は平年比7〜8日早めの日程で進み、カベルネ・フランに関しても8月12 日(平年は8月14日)に記録しています。
7月末および8月初旬には極めて暑い天候が数日続き、ぶどうの生育に中断が 生じましたが、同時に、果実の糖分とフェノール成分に関しては凝縮が促進 されています。9月は好天続きで、幾度か降雨もあり、ぶどうは完璧な衛生 状態を保ちながら順調に成熟期終盤を迎えました。収穫時期は明るい太陽に 恵まれ、良好な天候条件のもとでの収穫となりました。ぶどうは健全な状態 で色味も良く、風味およびタンニンを豊富に含んでいます。
テイスティングコメント
真紅の外観、非常に深みがあり濃厚。
たくましくかつエレガントな香り。オードヴィー漬け黒系果実、メンソー ル、カンフル、タバコ、モカを思わせる香りがたっぷりと広がります。
味わいはアタックから粘性の高さとまろやかさを感じます。非常に濃密なテ クスチュア、しっかりとした構造のタンニン。香りで感じたアロマのほか、 アルコール漬けブラックチェリーを含む風味が心地良く持続します。
後味の余韻は長く活力があり、まだ若さが残ります。まだ数年の辛抱を要す るヴィンテージですが、将来有望な仕上がりです。
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アッサンブラージュ 2000年ヴィンテージ
67% | カベルネ・ソーヴィニヨン |
---|---|
33% | 33% メルロ |
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