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ジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスシルド

ジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスシルド

 

ジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスシルドは1971年、フィリップ男爵(1902年〜1988年)を祖父に、フィリピーヌ・ド・ロスシルド夫人(1933年〜2014年)の再婚相手である大学教員・作家ジャン=ピエール・ド・ボーマルシェを父に、夫人の末息子として生を受けました。

兄姉であるフィリップおよびカミーユ・セレイス・ド・ロスシルドとともに、現在はシャトー・ムートン・ロスチャイルド、シャトー・クレール・ミロン、シャトー・ダルマイヤックの共有者に名を連ねると同時に、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社の共同株主です。なお、2018年からは同社取締役会構成員として運営に参画しています。

美術史を学んだ後、英国資本の名門画廊「Artemis Fine Arts」の骨董絵画部門にて研鑽を積みます。同画廊での経験を糧に、2004年、2人のグラフィックアート専門家とともに高級骨董版画・絵画を扱う取引商社「Salamander Fine Arts」を設立。顧客リストには、ルーヴル美術館やニューヨーク・メトロポリタン美術館をはじめとする、世界トップクラスの美術館や個人コレクターが並びます。徐々にムートンおよびロスシルド一族企業に関する業務が多忙を極めるようになり、2009年には画商としての活動を継続しつつ、ワイン関連事業への本格的参加を決断しています。

これまで一族事業に関連する任務を数多く遂行してきましたが、中でも歴史家サンドリーヌ・エルマン氏と共同で執筆した作品図録「Mouton Rothschild, Le Musée du Vin dans l’Art(ムートン・ロスチャイルド、芸術の中のワイン・ミュージアム)」は、ムートンの象徴とも言える、フィリップ男爵とポーリーヌ夫人によって1962年に設立された同美術館を、多数の貴重な資料と挿画で紹介する大作です。

2000年以降、フランス国内外にて定期的に催される重要なイベントに一族代表として参加する機会も増えています。世界トップクラスのファミリー経営ワイナリーで構成される団体「Primum Familiae Vini(PFV)」の活動においても、ジュリアンが一族代表を務めています。

2007年には、シャトー・クレール・ミロンおよびシャトー・ムートン・ロスチャイルドにおける大規模な技術設備および美観改修工事を進めるにあたって、フィリピーヌ夫人から監修チームのメンバーに任命されます。2013年には堂々たる設備の完成を迎えています。

2014年、フィリピーヌ夫人が逝去。以来、ジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロスシルドは、シャトー運営のみならず、兄姉とともに、一族所有シャトーはもちろん、「ムートン・カデ」をはじめとするブランドワインの更なる価値と品質の向上に注力しています。シャトーにおいては「芸術とワインラベル」展示スペースの運営管理を通して、また、ワインラベル制作を通して、これまでもムートンが大切にしてきた、ワインと芸術をつなぐ特別な絆の維持・強化に努めています。ワインラベルに関しては、神話的格付け第一級のワインを飾る作品を提供いただくアーティストの選択およびケアという大役を、母フィリピーヌ夫人から引き継いでいます。

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